夏季休業中における幼児・児童・生徒の安全確保について

平素より学校安全教育に対し、御理解と御協力を賜り心より感謝申し上げます。
今般、水難・交通事故をはじめ、大麻等の違法薬物が若年層へ広がり、不適切な SNS 利用等を介して性犯罪に巻き込まれるなど、不穏な事件・事故が発生しております。
つきましては、命を大切にする教育をご家庭でも注意喚起よろしくお願いいたします。

1 交通安全について 
(1)交通規則の周知徹底について
①交通ルールを守る。(信号無視をしない・させない指導、横断歩道を渡る)
②交通事故に巻き込まれないように、道路を横断する際の左右の安全確認を確実に行う。
③サマースクール、部活動及び生徒会活動等への登下校時の安全指導を行う。
(2)自転車の乗り方について
①乗車する自転車の安全点検や幼児・児童・生徒へのヘルメット着用努力義務の推進。
②交通規則に従った安全な自転車の運転指導を行う。
③乗車する自転車の安全点検(ブレーキ、ライト、車輪、ハンドル等)を行う。
 (3)登下校に車両使用を許可している学校は安全運転指導の徹底を図る。また、免許取得及び
下校後の使用を認めている学校は、車両使用について指導の強化を図る。
2 水難事故防止について
(1)監視員のいる海水浴場で遊ぶ。
(2)海や川で遊ぶときはライフジャケット等の浮力体を着用する。
(3)通信手段(防水ケースに入れた携帯電話等)を携帯し、事故の際には即通報する。
(4)気象情報には注意し、波浪注意報等発表時には泳がない、近づかない。
(5)出かける際は、保護者に行き先を伝え、一人で行動しない。
3 熱中症予防について 
(1)活動中は、こまめに水分補給を心がける。
(2)屋内では、常に風通しを良くし換気に気をつける。
(3)屋外では、通気性の良い帽子等を着用し活動する。
4 運動部活動中の事故防止について
使用する施設及び設備の安全点検を行い、環境の安全の確保を図るとともに、生徒へ体調
管理も含めた安全指導を徹底し、活動中に事故が発生しないようその対策を講じる。
5 自然災害等について
(1)台風接近時には常に情報等に気をつけ、暴風警報発表時には外出しない。
(2)大雨注意報発表時には、河川等で遊泳したり近づかない。
(3)地震発生時には、近くのテーブル等の下へ避難し、その後安全な場所へ避難する。
(4)津波発生時には、近くの学校の屋上や高台、ビルの屋上等、安全な場所へ避難する。
(5)落雷や竜巻注意情報に注意し、その際は外出を控える。
6 不審者関連について 
 (1)外出の際には、どこへ、誰と、帰宅時刻を確認するよう保護者へ徹底し協力を図る。
(2)未成年だけで遠出をしない。(ペンション等への宿泊など)
(3)身の危険を感じたら、すぐに逃げて、周囲の人に知らせて 110 番通報する。
7 違法薬物について
(1) 違法薬物は買わない。使わない。かかわらない。
(2) 断る勇気を持ち、危険な状況を回避すること。