校長あいさつ

学校長あいさつ

 沖縄県立辺土名高等学校校長の桃原健次と申します。主体的に行動できる生徒の育成や地域から信頼され、地域に開かれた学校づくりに取り組み、学校活性化に向けた学校経営に邁進して参ります。どうぞよろしくお願いします

 本校は戦後間もない昭和20年に設立、今年で79年目を迎え、来年、令和7年12月6日には創立80周年を迎える伝統校です。近年の少子化の影響もあり現在は各学年に普通科と自然環境科が各1クラスの小さな高校ですが、小規模ながらも体育系・文化系部活動で活発に活動しており、特にサイエンス部が全国大会等で活躍しています。

 また、本校は世界自然遺産に登録(令和3年)された沖縄本島北部にある沖縄県最北端の高校です。国指定天然記念物のヤンバルクイナやノグチゲラが棲む「やんばるの森」が間近に迫り、目前にはエメラルドグリーンの東シナ海が広がるなど自然環境に恵まれた学校で、平成13年、全国的にも少ない「環境科」が設置(令和4年度入学生から「自然環境科」へ改称)されています。

 本校には「誠を以って己を持し」、「愛を以って人に接し」、「勇を以って事に当たれ」という校訓があります。誠実で他人から信頼される人間になること、他人への思いやりを持つこと、そして正しいことを行うときは、断固たる勇気を持つこと、という意味を持っています。これらを実践できる生徒を育成するとともに、一人ひとりの自己実現をめざして努力を重ねてまいります。また、保護者、同窓会、後援会、地域の皆様及び関係機関等のご支援ご協力を賜り、辺土名高校のさらなる発展のために誠心誠意取り組んで参ります。

令和6年4月     

沖縄県立辺土名高等学校

校長  桃 原 健 次

★波原(ぱはら)便り★