沖縄県立辺土名高等学校
校長 徳里政哉
令和8年度より辺土名高等学校校長として着任いたしました徳里政哉(とくざと まさや)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、昭和20年12月6日に設立され、令和7年に創立80周年を迎えた伝統ある学校です。やんばるの豊かな自然に囲まれた地にあり、地域とともに歩みながら長い歴史と伝統を築いてきました。また、令和3年には、このやんばる地域が世界自然遺産に登録されるなど、その価値は国内外から高く評価されており、本校における学びの意義も一層大きなものとなっています。
本校の特色は、自然環境科と普通科を有し、地域の自然や文化を活かした実践的な学びを展開している点にあります。教室での学習にとどまらず、森や川、海といったフィールドそのものを学びの場とし、生徒一人ひとりが主体的に課題に向き合い、考え、行動する力を育成しています。
これからの社会において求められるのは、変化に柔軟に対応しながら、自ら課題を見出し、多様な他者と協働して解決していく力です。本校では、授業はもとより、学校行事や部活動、地域との連携活動など、あらゆる教育活動を通して、そのような資質・能力の育成を目指しています。
本校の校訓である「誠を以って己を持し」「愛を以って人に接し」「勇を以って事に当たれ」は、生徒が社会の中でたくましく生きていくための大切な指針です。日々の学校生活の中でこれらを実践することを大切にしています。
さらに、本校は小規模校である強みを活かし、生徒と教職員の距離が近く、一人ひとりに寄り添ったきめ細かな指導が行える環境にあります。生徒同士のつながりも深く、互いに支え合いながら成長していくことができる学校です。
一方で、少子化や地域の人口減少など、学校を取り巻く環境は大きく変化しています。このような背景のもと、本校においても、地域や関係機関との連携を一層強化し、「地域とともにある学校」としての役割を果たしていくことが求められています。
今後とも、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、地域社会に貢献できる人材の育成に努めてまいりますので、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

